選んだバイクに乗らなくなる可能性も知っておきたいな。
買い替えを防ぐために必要なことってなんだろう…。
こんにちは、ミチ(@michi_sotoasobi)です。
私は初バイクとしてベスパのプリマベーラ125に乗っていましたが、この度買い替えることにしました。
プリマベーラは初めて自分で買ったバイクで、走る楽しさを教えてくれた特別な一台です。
しかし乗っていくうちに好む使い方や考え方が変わっていき、悩んだ末売却することにしました。
これからは自分により合ったバイクに乗ることができますが、買い替えはお金や手間がかかったため防ぎたかったことでもあります。
ベスパはなにが合わなかったのか、買い替えは防げなかったのかなどを振り返り、まとめていきたいと思います。
これからバイクを買う方やベスパを検討している方へ、私の経験が役に立てばうれしいです。
- ベスパ買い替えに至った経緯
- ベスパを手放した理由
- バイク選びで次に活かしたい反省点
こういう例もあるんだなと一例として捉えていただければと思います。
買い替えに至った経緯
はじめに、買い替えに至った経緯を時系列でまとめていきます。
購入した当初の理由
プリマベーラを選んだ理由は、こちらでした。
- 初心者にも扱いやすい
- ツーリングにもキャンプにも行ける
- 好きなデザイン
日々の買い物に使えてたまに遠出もでき、デザインにも一目惚れしたベスパプリマベーラに決めたのです。
乗ってみたところ大満足!
安定した走り心地や、街に溶け込むデザイン、そしてすてきなベスパ乗りの方々にも出会え、充実したベスパ生活を送っていました。
写真映えもするベスパなので、旅先で写真を撮るのも楽しみでした!
傷や故障が怖くなる
街乗りメインで楽しんでいたのですが、同じ時期に始めた登山の影響でもっと山道を走ったりキャンプツーリングに行ってみたくなりました。
そこでプリマベーラでも遠出のツーリングに行くように。
緑の中を走りとても気持ちよかったです。
始めは楽しんで出かけていたのですが、重い荷物が原因で車体を倒しかけたり、山道でボディを擦りそうになったりと、ヒヤヒヤすることが増えていきます。
「なにかあったら修理費が高い…。」
次第に傷や故障の心配にとらわれるようになり、思うようにツーリングに行けない日々が始まってしまいました。
また屋外駐車だったこともあり、強風の日は何度も様子を見に行ったり、猛暑が続く日は熱を避けるため屋内駐車場を契約したりと、不安が次第にエスカレートしていきます。
今思えばそこまで気にする必要はなかったのですが、この頃の精神的な不調と重なり、心配が大きくなってしまったのだと思います…。
気軽に使えるバイクと出会う
そんな中、夫が中古で50ccの原付バイクを購入し一緒に使うことになりました。
(出典:BikeBros.)
だいぶ古い車体だったため、傷や汚れを気にせずラフに乗ることができました。
この楽な乗り方が私にとっては新鮮で、これまでバイクに抱いていた不安が開放されていき、走る楽しさを思い出していきました。
この原付がきっかけとなり、もっと気軽に乗れるバイクの方が私には合っているのかも…と考えるようになりました。
立ちゴケで本格的に検討
そんな中、ベスパで行ったキャンプツーリングで立ちゴケしてしまいます。
車体にはすり傷が付き、やってしまった…と頭が真っ白になりました。
バイク屋さんで見てもらうと修理費が高額だったため、直さずにそのまま乗っていくことに。
エンジンなどにはトラブルがなく安全に乗れる状態でしたが、ますますツーリングが怖くなっていきました。
ある日ふと、私はなんでこんなに思い詰めてるのだろうと思い状況を整理することに。
そして本格的に買い替えを検討し始めたのです。
思い切ってバイク屋さんに相談
買い替えを検討してみたものの、お金の問題で踏み切れず、もどかしい日が続きました。
せっかく購入したベスパを売るのはもったいない!と思っていたからです。
そんな中、ベスパに取り付けるシールドが届いたとバイク屋さんから連絡があり、ショップを訪れました。
そして話の流れで買い替えを検討していることを伝えてみたのです。
バイク屋さんは親身に相談に乗ってくれ、私の用途を考えると確かにベスパは合っていないかもとのこと。
なるべく好条件で売却できないか手配してくれることになったのです。
そして幸いにもすぐに売却先が見つかり、満足できる価格で手放すことができました。
思い切って相談して本当によかったです。
乗らないまま置いておくより早めに売却した方がバイクのためにもよかったと思います。
ベスパを手放した理由
以上、売却までの経緯を振り返りました。
改めて私がベスパを手放した理由をまとめてみるとこちらになります。
- 用途が途中で変わった
- 気軽に使いたくなった
始めは街乗りがメインだと考えていたものの、趣味が変わっていきアクティブに使いたくなりました。
ベスパでももちろん山道やキャンプに行けますが、私の心配性な性格だとタフに使える車体の方が安心して楽しめると考えました。
ちなみに乗り換えるバイクはクロスカブです。
元からアウトドア仕様ですし、カブならではの丈夫さ、そして丁度よいコンパクトさが購入の決め手です。
ハンターカブなどと迷いましたが、試乗やレンタルをして乗りやすかったクロスカブに決めました。
買い替えは防げなかったのか
ベスパを買う前に自分の使い方や好みが変わることを考慮に入れられなかったのか考えてみました。
あれこれ想像してみましたが、心境の変化を予想することは不可能だったと思っています。
初めてのバイクでどう自分が乗るようになるか未知数だったこと、そして当初の購入目的も充分検討したものだったからです。
街乗りにもキャンプにも使える車体でしたし、満足できると確信していました…!
この買い替えの経験はもう仕方のないことだったと良い意味で諦めています。
ですが、次に活かせることがあったので、反省点としてまとめていきたいと思います。
バイク選びで次に活かしたい反省点
- 注意点を確認しておく
- カスタムは乗りながらで良い
- 売却することを想定しておく
注意点を確認しておく
ベスパの修理費が高いことは購入後に知りました。
購入前に確認しておけば、タフな乗り方は向いていないと気づくことができたかもしれません。
バイク屋さんでベスパでキャンプに行く人は少ないと言われたときがありました。
そのときに理由を詳しく聞けばよかったなと思っています。
バイクにはいろんな特徴がありすべてを一気に教えてもらうことは難しいです。
自分が求める使い方を伝え、注意点も忘れずに確認していこうと思います。
カスタムは乗りながらで良い
私はバイクを購入した時点でさまざまなカスタム品を注文しました。
目指していたのは、おしゃれなキャンプツーリング仕様。
最終的にとてもおしゃれになり満足はしていますが、費用がとてもかかったことは否めません。
しかも実際はキャンプにはそこまで行けなかったので、キャリアは装飾品の一部になってしました。
乗り始めてから必要になったものを都度購入する方が、パーツを厳選できますしお金が無駄にならないと思います。
次は乗りながらカスタムしていこうと思っています。
初バイクでうれしかったのと、当時はパーツの輸入に時間がかかっていため焦っていたのだと思います。
手元にないときは代用品で試すことを心がけていきたいです。
売却することを想定しておく
今回の経験で、自分の状況や好みは変わる可能性があると痛感しました。
今後はバイクを購入する前に、万が一でも売却になることを考えておきたいです。
購入時よりも高値で売れることは少ないので、それを考慮しても乗りたいのか、お金に問題はないのか検討した上で購入していこうと思います。
そして自分が頼りにできるバイクショップを見つけ、何かあったら相談できる信頼関係を築いておくのも大切だと痛感しています。
周りにバイク乗りの知り合いがいないと自分だけで抱えてしまうことになります。
購入店とあまり相性が合わない場合は他のお店を当たっていくのも全然良いと思います!
ベスパを検討されている方へ
もし初めてのバイクでベスパを悩まれているなら、継続的にお金が出せるのかを考えることも大切だと気づきました。
私は車両代だけでカツカツだったので、余裕がなくなり傷への不安が強まったんだと感じています。
もし金銭的に厳しいなら国産メーカーのバイクを検討してみてもよいかもしれません。
修理費はベスパより安価な車体が多いと思います。
また、プリマベーラに乗ってみた感想も下記にまとめていますので、ご自身の好みに合っているかぜひ確認してみてください。
売却の話はあくまでも私の一例なので、一番は心にビビッと響いたバイクを選ばれてくださいね。
ベスパでキャンプに行かれている方もたくさんいますのでまったく向いていないわけではありません。
自分の性格や金銭面、使い方などを総合的に考えることが大切なんだと気づきました。
落ち込みすぎず次を楽しむ!
以上、私がベスパを売却した理由や反省点などをまとめました。
- 用途が途中で変わった
- 気軽に使いたくなった
- 注意点を確認しておく
- カスタムは乗りながらで良い
- 売却することを想定しておく
最初からきちんと考えておけば良かったとか、お金がもったいなかったなど落ち込むことも度々あります。
ですが、購入時もそれなりに考え、満足して乗っていたことには変わりはありません。
あまり自分を責めすぎず、次に活かせるところは活かしてまたバイクを楽しんでいこうと思います!
また、別の記事ではバイク選びのコツを紹介しています。
実際に乗り始めて気づいた原付二種バイクに求める機能についてまとめています。
小型バイクを検討中の方はぜひ確認してみてください。
みなさんがお気に入りのバイクで、楽しいバイク生活を送れるよう心から応援しています。
一緒にバイクを楽しみましょう!