初めての小型バイク選び!買ったあとに後悔しない原付二種バイクを選ぶコツ

初めての小型バイク、どうやって選べば良いかな…。

自分に合ったバイクを選ぶ方法はある?

こんにちは、ミチ(@michi_sotoasobi)です。

初めてのバイクはどれにしようかとても悩みますよね。

車体は高額だし、失敗はしたくないし、ハードルが高いのがバイク選びです。

私も苦労した一人ですが、後悔なくバイクを選ぶには、選び方のポイントを知っておくことが大切だと気づきました。

この記事では、小型バイクを選ぶ際の重要なコツや絞り込んだあとにすべきことを紹介しています。

実際に原付二種バイクに乗り始めた私が「今思えばこれが大事だったな」と思った点を重点的にまとめています

初めて小型バイクを買われる方やバイク選びのコツが知りたい方へ、参考にしていただけるとうれしいです。

この記事でまとめていること
  • 小型バイク選びで確認しておくべきポイント
  • バイクを絞り込んだあとにすべきこと
ミチ

125ccATバイク初心者の女性目線になります。
よろしくお願いします!

目次

小型バイク選びで確認しておくポイント

(出典:Super Cub)

バイクを選ぶ際、一番気になるのはバイクのデザインではないでしょうか。

ミチ

私も初めはデザイン重視で探していました!

デザインももちろん大切ですが、乗り始めると地味に重要になってくるポイントが2つあります。

それは「乗りやすさ」と「機能性」です。

「乗りやすさ」とは、足つきの良さや車体の重さ、乗車時の足の運び方などのこと。

乗りやすさ
  • 足つき
  • 重量
  • 乗り方

「機能性」とは、収納がどれくらいあるかやバイクの燃費、ボックスの拡張性があるかなどのことです。

機能性
  • 収納力
  • 燃費
  • カスタム性

バイクのデザイン以外にこの2つの特徴を確認しておくと、購入後の後悔が少なくなると感じています。

それでは、「乗りやすさ」と「機能性」について詳しく説明していきます。

ミチ

小型バイクの場合、ツーリングや街乗りなど用途が幅広いです。
使いやすいバイクを選ぶためにも細かい点も確認しておきましょう!

乗りやすさ

乗りやすさ
  • 足つき
  • 重量
  • 乗り方

足つきや重量などは、バイクの乗り心地に大きな影響をもたらす部分です。

バイクを選ぶときは興奮状態で細かい部分はなんとかなると思ってしまいがちですが、この3点はあらかじめチェックしておくとストレスなく乗り続けられる一台が見つかると思います。

ミチ

私は足つきや重量などを一覧表にして検討していました。
バイクごとに簡単にまとめておくと検討しやすいです。

足つき

足つきとは、バイクにまたがったときに両足が地面にどれくらいつくかといった指標です。

両足がピタッと地面に付けばその分安定しますので、停止や発進がスムーズにできます。

身長160cmのレブル250の足つき。シート高690mm。
(出典:BikeBros.)
ミチ

レブルは足つきの良さが評判で、女性でも乗りやすいとのことです。
このシート高は一つの参考になりますね。

足つきがつま先立ちになる場合は、止まる度に不安定になり精神的にもストレスになりがちです。

身長160cmのハンターカブの足つき。シート高800mm。
(出典:BDS REPORT)
ミチ

人気のハンターカブですが足つきはやや悪そうです…。

足つきは全ライダーにとって気になる要素なので、情報がとても多いです。

「バイク名 足つき」で調べるとたくさん情報が出てきます。

自分と同じくらいの身長の人で足つきの様子を見てみてください

シート高の数値だけチェックしがちですが、シートの作りで足つきが変わる場合があるので、一番のおすすめは実際にまたがってみることです。

  • 「バイク名 足つき」で調べる
  • 実際にまたがってみる
ミチ

シートの高さをパーツで下げられる場合もあります!
バイク屋さんで確認してみてくださいね。

重量

地味ですが着実に影響を及ぼすのが、バイクの重量です。

重いものは走行中は安定感があるのですが、軽い方が毎回の使い勝手が良いと感じています。

軽いことで取り回しがスムーズにできたり、倒す心配が少なくなったりと快適性が高まるからです。

手押しでスイスイ進むDio110。重量は96kg。
(出典:HondaGO バイクラボ)
ミチ

私は50ccの原付も乗っていますが、80kgの車体なので気軽に扱えてとても便利です。

重量については実際に扱ってみないと実感できないことが多いですが、バイクをレンタルして確かめることもできます。

また、店舗で実際に動かしてみるのも良いでしょう。

バイクの造りによっては重くても取り回しがしやすいものがありますので、たくさん触ってみることがおすすめです。

  • バイクレンタルで重量を体感してみる
  • バイク屋さんで実際に動かしてみる
ミチ

筋力がない私の場合130kgでギリギリです…。
どれくらいまでが許容範囲か確かめてみてください。

乗り方

(出典:Motor-Fan BIKES)

乗り方とは、バイク乗車時の体勢についてです。

またがって乗るタイプか、腰掛けるだけのスクータータイプかの2つに分かれます。

カブなどの足をまたいで乗るタイプだと、スカートでは乗れないなど服装にやや制限がかかります。

スクーターのフラットシートだと服も靴もあまり選びませんし(安全面には考慮が必要です)、またがる必要がないので乗車が楽です。

(出典:バイクのニュース)
ミチ

スクータータイプは、サッと腰掛けるだけなので楽チン。
ハンターカブをレンタルしたときは、毎回またぐ大変さを痛感しました。

自分がどういう服を好むのか、また乗る頻度はどれくらいかも踏まえて考えておくと良いでしょう。

通勤などで乗る頻度が高い人は、毎回またがるのはつらいかもしれません。

  • バイク屋さんで実際にまたがってみる
  • 乗車の頻度や服装について考えておく

ここまで乗りやすさの項目として、足つき、重量、乗り方について見てきました。

どれも乗りやすさに直結するポイントですので、バイク選びの際は重点的に確認してみてください。

  • 「バイク名 足つき」で調べる
  • 実際にまたがってみる

次に、バイク選びのもう一つのポイント「機能性」について確認してきます。

機能性

機能性
  • 収納力
  • 燃費
  • カスタム性

機能性は、収納力、燃費、カスタム性の3つに分けてまとめてみました。

先ほどの「乗りやすさ」とは違い、バイク自体のスペックに特化した内容になります。

どういう用途で使用するかで求めるレベルが変わってくるので、街乗りやツーリング等どういう使用が多そうか検討しながら読んでみてください。

ミチ

収納力も燃費もどれも捨てがたいですが、用途によって優先順位を決めると良いと思います。

収納力

シート下収納やフックなど車体自体に収納があると想像以上に便利です。

ヘルメットをしまえたり、荷物も入れておけるので日々の使い勝手がアップします。

ホンダLEAD125のシート下収納。
(出典:HONDA LEAD125)

車体に収納がない場合自分の体に付けることになるので、走行の快適性が失われたり、買い物をセーブする必要が出てきます。

ですが、収納がない分車体はスマートであったりするので一長一短

私は収納があるタイプ、ないタイプどちらも乗ってみましたが、荷物が多い人や買い物好きな人には収納があるタイプの方が使いやすいと感じています。

荷物が多くなる私は手袋や小物などを入れっぱなしにできる収納が欠かせません。

また、バイク自体に収納がなくても、ボックスをつけることで収納力を増やすこともできます。

(出典:amazon)

荷物が増えそうな人は元々の収納がどれくらいあるのか、ボックスなどはどれくらいの容量がつけられるのか確認しておくのがおすすめです。

  • バイクの収納力はどれくらいか確認する
  • 荷物が多くなりそうならボックス等を確認してみる
ミチ

私がツーリングに出かけるときはリアボックス(後ろのカバン)を付けています。
お土産をたくさん買っても詰め込めるので、楽しさが広がります!

燃費

燃費は一番比較しやすい項目ではないでしょうか。

毎日乗るならば燃費の良さは欠かせないですし、小型バイクとはいえガソリン代は抑えたいものです。

またツーリングの場合は燃費が良い方が安心して走り続けることができます。

ミチ

旅先ではガソリンスタンドがあまりない可能性がありますね…!

人気の小型バイクの燃費を下記にまとめてみました。
(2022年10月時点)

人気小型バイクの燃費
  • ハンターカブ:63.7km/L
  • スーパーカブ:67.9km/L
  • クロスカブ:67.9km/L
  • Dio110:54.9km/L
ツーリングに大人気のハンターカブ。
(出典:CT125)
ミチ

さすが人気のカブは燃費も文句なしですね!

毎回入れるのが面倒な方、節約志向の方、ツーリングメインの方は燃費は特にチェックしておくと良いと思います。

  • 燃費はどれくらいか確認する
  • 満タンで何km走れるか確認する

カスタム性

カスタム性とは、バイクのカスタムがどれだけできるかというもの。

といってもマフラーの改造など難しいものではなく、先ほどの収納力で挙げたケースの取り付けやUSBソケットなど、日常で便利な機能をどれくらい好きなように後付けできるかというもの。

特に確認しておきたいカスタム品はこちらになります。

確認しておきたいカスタム
  • ボックスやカゴは後付けできるか
  • スマホ充電などの電源類は付けられるか
  • スマホホルダーは付けられるか

スマホ関連については、ツーリングメインの人にとっては特に重要です。

ハンドル近くにスマホホルダーを取り付けられるかは確認しておくと良いと思います。

バーを取り付ければスマホ以外にカメラなどもマウントできます。
(出典:amazon)

スクータータイプだと自分好みの拡張性は少ないものの、元から収納力があったりUSBソケットが付いていたりします。

ホンダLEAD125のUSBソケット。
(出典:HONDA LEAD125)

どれくらい自分好みにカスタムしたいか、ツーリングでどのように使いたいか考えておくと良いと思います。

  • ボックスやスマホ関連など必要な機能を考えておく
  • 自分好みにカスタムしたいか考えてみる
ミチ

自分仕様にしたい!という方はカスタム性が高い方が楽しみが増えますね。

ここまで機能性をまとめてきました。

  • バイクの収納力はどれくらいか確認する
  • 荷物が多くなりそうならボックス等を確認してみる
ミチ

便利に快適にバイクに乗るための項目になります。
使用イメージを想像しながら検討してみてくださいね。

ここまで、バイクの選び方のポイントをまとめてきました。

次からは、バイクを絞り込んだあとにすべきことをまとめていきます。

バイクを絞り込んだあとは

(出典:Honda Dream)
  • 実物を見に行く
  • レンタルしてみる

実物を見に行く

最もおすすめなのが、実物を見ることです。

乗った感覚を確かめることで、イメージしていた印象とまるっきり変わる場合があります。

また、車体の大きさを確認できるのも大きなメリットです。

ミチ

実際に見ると「こんなに大きいのか!」とか「取り回しができそうだ」など使用感をイメージできます。

バイク店をめぐったり、モーターサイクルショーに行ってみたり、たくさんのバイクを見てまたがってみてください。

また店員さんに疑問をぶつけることでバイク選びの助けになることも間違いなしです。

特に、購入を検討しているバイクの欠点や注意点も忘れずに確認しておいてくださいね。

ミチ

注意点をあらかじめ聞いておくことで、自分がしたい走り方が本当にできるのか確認できます!
キャンプツーリングやダート道走行をしたい人は、特に忘れずに確認してみてください。

レンタルしてみる

買ってからの後悔を減らす最もおすすめな方法はバイクレンタルです。

できれば長時間借りて走行感や使い勝手を確かめるのがおすすめです。

私は以前ハンターカブをレンタルしました。
走り心地や取り回しを体感でき、なるほどの連続でした。

夢だった山道を走りに行きました!
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レンタルの他に、試乗ができるバイクショップもあります

HPに書かれていなくても乗らせてもらえる場合がありますので、ぜひ問い合わせてみてください。

ミチ

乗ってみるのが一番間違いないですね。不安と相談して無理のない程度に挑戦してみてください。

バイク選びは自分探し

ここまで、選ぶポイントや絞り込むコツなどを紹介してきました。

足つきや乗車姿勢などの「乗りやすさ」についてはこちら。

  • 「バイク名 足つき」で調べる
  • 実際にまたがってみる

収納や燃費など「機能性」についてはこちら。

  • バイクの収納力はどれくらいか確認する
  • 荷物が多くなりそうならボックス等を確認してみる

私が初めてバイクを購入したときは、好きなデザインで希望する使い方ができればOK!と細かい部分はほぼ確認せず購入しました。

乗っていくうちにバイクの特徴や機能がわかっていき、自分に必要なものがわかっていくように。

最初から確認しておくとよかったなと思う部分もあったので、今回記事にまとめてみました。

ミチ

自分に合ったバイクを選ぶには使用イメージを想像して細かい点もチェックしておくと後悔が少ないです。

やや面倒な部分もありますが、ぜひ項目ごとに比較検討してみてください。

また、初心者の方が陥りがちな点としては、初バイクだと自分の好みも使い方も定まっていないことが多く、バイクを見るたびに迷ってしまうということが考えられます。

そんな場合は、

  • バイクで何がしたいのか考える
  • 実物をたくさん見て回る

この2つを意識していくと良いと思っています。

バイク選びは自分の気持ち探しと捉えて、悩みつつたくさん楽しんで欲しいです。

ミチ

焦らずじっくりと向き合ってみてください!

参考までに、私のファーストバイクとしてベスパのプリマベーラ125に乗ってみた感想を下記でまとめています。

おしゃれな街乗りバイクを探している!という方はぜひチェックしてみてください。

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また、バイクを全然絞り込めない!という方は、バイク雑誌をチェックしてみるのもおすすめです。

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たくさんバイクを知っていくことで自分の好みもわかっていくと思います。

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みなさんが自分にぴったりのバイクに出会えることを心から応援しています。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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