普通二輪教習の服装ってどこまで準備したらいいのかな。
レンタルもうまく使いたいんだけど…。
こんにちは、ミチ(@michi_sotoasobi)です。
私は2023年5月に普通二輪MT免許の教習に通い、無事合格することができました。
今回の記事では普通二輪教習に向けて準備した服装や使用してみた感想をまとめていきたいと思います。
特に重要だと感じたものは、グローブ、靴、長ズボンです。どれも操作性の向上や転倒時の安全性におおきく貢献してくれました。
本文では、他の服装についてやバイク教習でどこまで準備をすべきかもまとめていますので、これから教習を受ける方へ参考になればうれしいです。
- 普通二輪教習の服装
- 自分で用意したもの
- 教習所でレンタルしたもの
- おすすめの持ち物
普段小型バイクに乗っている経験も踏まえてまとめていますのでぜひ参考にしてみてください。
用意したもの
ヘルメット
私は普段使っている自分のヘルメットを持参しました。
しかしながら教習生のなかで持参されている方は少数で、半分くらいの方はレンタルされていた印象です。
ヘルメットは種類が豊富ですし高価でもあるので、まずはレンタルで教習をスタートし、バイクに乗ることが決まってからじっくり選んでいくのもありだと思います。
バイクや乗り方によりヘルメットは変わってきます。まだ方向性が決まってない方はレンタルで良いと思います!
グローブ
私は普段から愛用しているバイク用グローブを持参しました。
グローブはバイク用を準備しておくことを強くおすすめします。
プロテクター付なので転んだときに安心ですし、操作性の向上にもつながるからです。
普通二輪教習では半クラッチやブレーキなど繊細な操作が必要になります。グローブのフィット感は技術向上に直結するといっても過言ではありません。
できればバイク用品店に足を運んで、自分の指にフィットするものを選ぶのがおすすめです。
私はクシタニのメッシュグローブを愛用しています。いろんなグローブを試して一番フィット感が良かったです。
靴
靴は教習用に購入しました。
普段履きのスニーカーでも教習は受けられるのですが、シフトチェンジによるつま先の損傷を避けるために教習用として新たに買うことに。
教習靴に求めた条件としては、以下の3つでした。
- くるぶしを守るハイカット
- 雨の日も使える
- つま先部分が丈夫な素材
最初はバイク用シューズから探したのですが1万円以上するものが多く、今後自分のバイクを買うかは未定だったため決断できずにいました。
そんなとき偶然YouTubeで紹介されていたこちらの靴を発見。価格は購入時5,000円以下だったため試してみることに。
結果的に大満足でした!
厚手の素材でくるぶしまで守られ、雨の教習では染みることなく、シフト操作をしても足は痛みませんでした。
自分のバイクに乗る予定はないけれど教習所で使える靴が欲しいという方にはおすすめのシューズです。
値段がよく変動するのでご注意ください。カラーやサイズにより定価の半額以下になることもありますが、値段によってはバイク専用シューズを買った方がいいかなと思います。
ヒモ靴の場合は結び目を靴の中に入れておくなど、ペダルに引っかからない工夫をしましょう。
長そで
バイク教習は基本的に長そでで行われます。
私が受けた時期は5月で、春先の涼しい日もあれば真夏日の日もあったりと温度調整が難しかったです。
活躍したのがロングTシャツ(ロンT)と、薄手のパーカー。基本はこの2枚を着回し、気温に合わせて脱ぎ着しました。
他の教習生は、パーカーやシャツ、ロンTなど様々でした。
長ズボン
長ズボンは教習用に用意しました。
普段は丈が短いものや薄手の生地のものを履いていたからです。
教習ズボンに求めた条件としては、以下の3つ。
- またがった状態でくるぶしまで隠れる長さ
- 厚みのある丈夫な素材
- つっぱり感がない
検討した結果、こちらのユニクロデニムを購入。とても満足いくものになりました。
まず着心地が良かったです。肌にくっつかないので、乗り降りでズボンが突っ張らなかったことが高評価。
また厚手の生地なので転んでも破けることはありませんでした。
スキニーパンツとも迷いましたが、スキニーは足が突っ張ってしまいます。バイク教習では乗り降りで足を上げる動作があるので、試着の際はスムーズに足が動くか試してみてください。
教習生に聞いたのですが、薄手のパンツだと夏日はバイクのタンクが熱く感じるそうです。
このデニムでは問題なかったので厚手のほうがトータルで安心だと思います。
レンタルしたもの
プロテクター
教習所では無料で借りられました。
付ける箇所はひじとひざ、胸と背中です。
まれにプロテクター入のバイク用ジャケットを着ている方を見ましたが、ほとんどの方が教習所のプロテクターを付けて受講していました。
案内がなければ教習所のもので大丈夫だと思います。
レインウェア
レインウェア上下も教習所のものを借りました。
私が通った教習所のレインウェアはどれもきれいで防水機能も充分。雨の教習でも染みることはありませんでした。
しかし教習所によっては状態が良くないものがあるようです。
事前にレインウェアの様子を見ておくといいかもしれません。または、申し込みの際に自前のレインウェアを用意しておくべきか聞いておくと安心です。
持ち物編
ここからは番外編として持ち物についてまとめたいと思います。
- 夏日対策
- 雨の日対策
- あったら良かったもの
夏日対策
重要な夏日対策は、こちらです。
- 日焼け止めを念入りに塗ること
(首後ろも忘れずに) - スポーツドリンクを持参
私が受けた時期は春先に関わらず気温が30℃近くなる日がありました。
夏日は本当に暑かったです。対向車通過待ちなど停止の時間が灼熱で、太陽の熱が体に当たり続けました。
熱中症には注意し、連続受講の際はヘルメットを脱いでの水分補給を忘れずにおこなってください。
太陽の熱で想像以上に疲れました!
夏の教習に通う方は休みを多めに入れるなど充分備えをしてくださいね。
雨の日対策
雨の教習には何回か当たりました。
大切だと思った点はこちらです。
- レインウェアの中は着込まない
- 大判のタオルは忘れずに
- ノーメイクで乗り切る
レインウェアを着ると雨具の中は蒸れる印象がありました。
そのため肌寒いと感じてもインナーはロンTだけにして教習を受けていました。汗もかくので開始時は少し寒いくらいでちょうどよかったです。
また、雨の日でもヘルメットのシールドは開けっ放しなので顔がびちょびちょになります。大きめのタオルは忘れずに。
化粧はノーメイクがおすすめです。私はまぶたの上の日焼け止めが落ちてコンタクトが曇りました。特に目の周りは薄くが良いです。
天気はどうしようもできないこと。雨の教習は憂鬱でしたが走行の練習になったので良しとします…!
あったら良かったもの
持っていった方がよかったと感じたものを挙げてみます。
- 大きめのタオル
- 汗拭きシート
- 栄養補給ゼリー
まずは大きめのタオルです。
教習では汗をかくので、雨の日以外でも重宝しました。夏日だと髪の毛までびっしょりなので、いっきに拭ける大判が使いやすかったです。
もう一つは汗拭きシートです。
教習では緊張で汗をかきやすく匂いもします。教習後にスッキリできるよう持参した方がいいなと思いました。
最後に栄養補給ゼリー。
私は極度の緊張のせいで教習中は食欲がありませんでした。ですがエネルギーが体内にないと走行のパフォーマンスが落ちてしまいます。食欲がないときでもゼリーなどで栄養を入れておくのがおすすめです。
ゼリーのおかげで何も食べていなかったときより体力や集中力が改善しました!
転ぶ前提で服装を考えてみよう
教習が始まってみて一番痛感したことは、バイク教習はたくさん転ぶということです。
転ぶ前提で服装や持ち物を考えてみると用意しやすいと思います。
特に大切と感じた服装は、この3つ。
- バイク用グローブ
- くるぶしを守るためのハイカットスニーカー
- 擦り傷を防ぐための厚手の生地
私は何度も転びましたが大きな怪我をすることなく卒業できたのは服装のおかげもあると思います。
教習所によっては厳密に服装が決まっていないところもあり、どこまで用意するかは自分次第です。
ですが自分を守るためにも安全面に考慮して準備することをおすすめしたいです。
手持ちのものか新たに購入するか悩んだときは、転んだときのダメージを考えてみると良いと思います。
安心安全に教習を受けよう
たかが服装だと思いがちですが、自分が納得したものを準備しておくと心に余裕が生まれます。
ケガをしにくいものであれば、転倒を恐れずに教習に集中でき合格までスムーズに進める力になると思っています。
自分が納得いくもので安心安全に教習を受けてほしいです。
みなさんが合格できることを心より応援しています!