- addSoundの良いところ
- addSoundの微妙なところ
- こんな人はaddSoundに向いている!
addSoundが気になるけど、自分に合ってるのかなぁ。
デメリットも確認しておきたいね!
こんにちは、ミチ(@michi_sotoasobi)です。
私はaddSoundを使用して約半年が経ちました。
今回の記事では使用レビューとしてaddSoundのメリットとデメリットをまとめています。
最後に私が考える向いている人も載せていますので、addSoundが自分に合っているかどうか参考していただければうれしいです。
バイク走行時はいつも使っていたのでその経験からまとめています!
addSoundとは
addSound は、エキサイター(振動型スピーカー)でヘルメットを振動させスピーカーにしてしまう新発想のシステムです。
(出典:addSound)
ヘッドフォンと違い耳を塞がない形になり、スピーカーを通して音を聞くカーオーディオと近い音環境を作り上げます。
addSoundは、骨伝導技術を応用させたヘルメットスピーカー。
ヘルメットを振動させて、ヘルメット内部をスピーカーにしてしまう画期的なアイテムです。
耳を塞ぐ必要がないので、周りの音も聞くことができます。
また耳を圧迫しないので長時間の使用も快適という特徴があります。
イメージが付きにくいですが、addSoundを取り付けるとヘルメット内に音が響くようになるのです!
addSoundのメリット
良いと感じている点はこちらです。
- 耳が痛くならない
- 取り外しが簡単
- 持ち運びしやすい
- 外の音が聞こえる
- 取り付けが簡単
耳が痛くならない
ヘルメットに外付けするスピーカーなので、耳が痛くなりません。
ヘルメット内部の着用感はスピーカーを付けても変わらないのです。
重量は198gでヘルメット自体が少し重くなりますが、実際のところ重みはあまり感じません。
私は超薄型のスピーカーでも耳が痛くなってしまうので、耳への圧迫がないスピーカーはとてもありがたいです。
ロングツーリングでも快適に走り続けることができています。
耳への不快感がないのが、私にとって1番のメリットです!
取り外しが簡単
次にうれしい機能が取り外しの簡単さです。
レバーを上に引き上げるだけで外れ、レバーを下に下げればカチッと固定されます。
充電したりヘルメットを入れ替えたり、取り外しするたびに使いやすいなぁと感じています。
ここからは、取り外しの簡単さがもたらす良い点を3つご紹介します。
1. 取り外しが簡単で防犯対策しやすい
ヘルメットホルダーにヘルメットをかけて出かける時はaddSoundを外しておきます。
他のインカムだと外すのが面倒そうですが、addSoundはレバー操作だけなので簡単に取り外せて防犯対策しやすいのです。
2. 取り外しが簡単で充電しやすい
ヘルメットから完全に取り外せるので、スピーカー単体で充電することができます。
充電スペースも場所を取りません。
3. 取り外しが簡単でヘルメットで使いまわせる
専用の取付プレートを手持ちのヘルメットに貼っておけば、addSoundを入れ替えるだけで使い回すことができます。
私はフルフェイスとジェットヘルメットを持っており、それぞれに取付プレートを貼っています。
気分に合わせて入れ替えできる手軽さがとても気に入っています。
次からaddSoundメリット紹介に戻ります!
持ち運びがしやすい
重量はスマホ程度、大きさはモバイルバッテリーのひと回り大きいくらいです(H62 x W180 x D52mm)。
間違ってボタンを押してしまうこともないので(起動は長押し)、ラフに扱えます。
かさばらないシンプルな構造なので持ち運びがしやすいです。
旅行やキャンプ時も使い勝手が良く重宝しています。
外の音が聞こえる
耳を塞がないため、外の音も聞こえてきます。
緊急車両が近づく音や踏切の音など、把握しておきたい外音も拾うことができるのです。
安全に走行することができるためバイク初心者の方にもおすすめ。
またナビ音だけにして外の音をあえて聞いたりもできるので、楽しみの幅が広がっています。
addSoundは企画段階から安全を最優先し「周囲の音が聞こえること」を絶対条件として開発されたそうです。
取り付けが簡単
取り付け方は、位置を決めて一日固定するだけ。
ヘルメットの内装を外す手間はありません。
PainValleyという販売代理店で会員登録してから購入すると、取り付けポイントをわかりやすく解説したパインバレーオリジナル取り付けマニュアルがもらえるそうです。
PainValleyはaddSound公式ページでも紹介されている販売代理店なので安心ですね。
アドサウンド■【抜群の操作性&良質サウンド】次世代ヘルメットスピーカー addSound >>
addSoundはPainValley楽天市場店でも販売されていますが、オリジナルマニュアルは付属されないようです。
商品自体には取付方法を含めた説明書が付属していますので、楽天ポイントを貯めていて特別なマニュアルがいらない方は楽天市場での購入がお得ですね!
addSoundのデメリット
使っていて、微妙だなぁと感じている点はこちらです。
- 音漏れする
- 聞こえづらいときがある
- 接続が不安定なときがある
- 値段が高い
- 取り付けできるヘルメットが限られる
音漏れする
ヘルメット自体がスピーカーになっている仕様なので、音漏れはしてしまいます。
addSoundは、エキサイター(振動型スピーカー)でヘルメットを振動させスピーカーにしてしまう新発想のシステムです。ヘッドフォンと違い耳を塞がない形になり、スピーカーを通して音を聞くカーオーディオと近い音環境を作り上げます。
(出典:addSound)
試しに自宅で音楽を流してみると、スマホのスピーカーで聞いているくらいの音漏れでした。
もはや音漏れではなく、ヘルメットがスピーカーになっているので仕方がないのですが…。
交通量が多い場所だと騒音でかき消されるのでそこまで気になりません。
addSoundは骨伝導スピーカーを採用しており、ヘルメット自体を振動させて音を鳴らします。
従いまして、音漏れも発生します。
特に静かな室内で音楽を再生してみると、割と大きく聴こえてご心配になると思います。
ただし、実際にバイクに乗って道路上で聞いてみると、そんなに音漏れを感じないと思います。
(出典:addSound FAQ)
addSoundの設定で、音量調整の幅を大きくすることができるのでその機能も併せて使っています。
スマホアプリにて自動音量調整を「音量変化大きめ」に設定して、信号停止時に音漏れが気にならない程度にスマホの音量を調整すれば、周りを気にすることなくご利用できます。
(出典:addSound FAQ)
また、ヘルメットを叩くだけでオンオフできるので、気になるときだけ音楽をオフにすることもできます。
音漏れするものとして使っていくことが必要ですが、addSoundの設定や使い方で影響を最小限にしていくことができますので、慣れれば気にならなくなると思います。
音漏れには、
・addSoundの設定
・オンオフの使い分け
で対応しています。
音の聞こえ方については、公式HPで動画がありましたので気になる方はぜひ見てみてください。
私の使用感としても同じような聞こえ方だと思っています。
動画のようにクラシック音楽を聞きながら走るのも良いですね!
聞こえづらいときがある
私のバイクは原付二種なので最高速度でも60km/h程度。
最高速度で走るとぎりぎり音が認識できるくらいで、ラジオの場合はほぼ言葉を聞き取れません。
ゆっくりと走る分には音楽もラジオも聞こえるので支障がないですが、幹線道路では諦めています。
音楽やラジオを良い音質でどんな環境でも楽しめるといったスピーカーではないと感じています。
外の音と溶け込む程度にバックミュージックを楽しむといった感覚で使っています。
私は心配性で外の音も聞いておきたいので、これくらいでちょうどよかったなと思っています。
接続が不安定なときがある
スマホとのBluetooth接続と、スマホアプリとの接続がうまくいかないときがあります。
スマホアプリとの接続は頻繁にしないのでそこまで困りませんが、一回で繋がらないことが多いです。
大体はオンオフを繰り返せば繋がりますが、接続の不安定さはやや心配に感じます。
スマホアプリと連携してファームウェアアップデートしていけるので、今後の改善に期待しています。
値段が高い
日本製ヘルメット骨伝導スピーカーが他にないので同分類で比較ができないのですが、他の人気インカムと比べると値段が高い方だと思います。
通話もするなら別売りのマイクも必要なので、結局B+COMなどの高級インカムに手が届いてしまう可能性も。
商品名 | 値段(税込) | 商品内容 |
---|---|---|
addSound | ¥35,200 | addSound本体 取付プレート一組 エキサイタースペーサー1セット |
専用マイク | ¥5,500 | マイク本体 マイクホルダー 防滴アダプター マイクケーブルクランプ(2個) マイク固定用両面テープ マイク固定用面ファスナー(3種類) |
追加プレート | ¥2,200 | プレート1組 |
取付ハンドル | ¥660 | 1個 |
取付プレート用両面テープ | ¥990 | 2枚一組 |
追加エキサイタースペーサー | ¥330 | 左右各2枚ずつ |
機能としては満足しているのですが、購入するハードルが高いのが難点だと思います。
私は、addSound+マイク+追加プレートを購入したので結構な金額になりました…!
取り付けできるヘルメットが限られる
ヘルメットの後ろに固定しますが、後頭部が大きく湾曲しているヘルメットには取り付けることができません。
公式HPでは、取り付けできるかを事前に確認できる「addSound取り付けプレート位置確認用シート」をダウンロードできます。
また、販売代理店のPainValleyでは、商品ページに取り付けが確認できたヘルメットを記載してくれています。
全てのヘルメットで確認できているわけではありませんが、有名どころのヘルメットは載っているので購入前に確認できて安心ですね!
残念ながらメーカーではすべてのヘルメットで試すことが出来ません。幸い、実際にご利用頂いているお客様から、問題なく取り付けができたヘルメットの情報をいただいていますので、下記に掲載します。
■メーカーおよび弊社で実際に確認している、取り付けが可能なヘルメット
(出典:PainValley)
・アライ SZ-Ram4
・アライ VZ-Ram
・カブト KAMUI-3
・カブト ASAGI
・ショウエイ GT-Air
・ショウエイ GT-AirII
・ショウエイ Z-7
:
:
商品ページの下の方に載っています!
アドサウンド■【抜群の操作性&良質サウンド】次世代ヘルメットスピーカー addSound >>
評判が分かれるaddSound
良いレビューはこちら。
- 耳が痛くならない
- 高速道路以外では十分な音量・音質
- オンオフの操作が簡単
- 周囲の音が聞こえて安心
悪いレビューはこちら。
- 高速道路では使えない
- 聞こえづらい
- 音漏れがする
- マイクの値段が高い
addSoundが向いている人
私が考える、addSoundが向いている人はこちらです。
- 耳の痛みを無くしたい
- ゆっくり走るのがメイン
- 外音を聞きながら安全に走りたい
耳の痛みが気になる人には、addSoundは圧倒的におすすめです。
また、走行を妨げる要素が少なく外音を聞きながら安全に走ることができるので、バイクのインカム初心者の方にもおすすめと感じています。
逆に耳の痛みが平気な方や高速道路メインの方は、他のインカムを選んだ方が種類が豊富で自分に合うものに出会いやすいと思います。
耳の痛みが大きな判断材料になると思います!
結局買ってよかった?
私は買ってよかったです!
たくさんデメリットを挙げましたが、私のバイクスタイルだとほぼ気になっていないのでメリットが優位になっています。
- ゆっくり走るので音楽もラジオも楽しめる
- 音漏れは設定や操作でカバー
- 接続は大体問題ないのでOK
- アップデート機能で長く使えそう
とても気に入っているのでこれからも愛用する予定です。
なによりも耳が痛くないのが一番うれしい!
addSoundで快適なツーリングを!
私は体に痛みやかゆみを感じやすい体質なので、体に負担が少ないaddSoundはなくてはならない愛用品になりました。
私のような敏感な傾向がある人でaddSound購入を迷われている方は、骨伝導イヤホンから試してみるのも良いかもしれません。
耳を圧迫しないで音が聞こえる快適さが気に入れば、おそらくaddSoundを気に入る可能性が高いです。
耳の痛みがないツーリングは、走行や景色に集中できて楽しさも倍増です!
共にツーリングを楽しんでいきましょう!
addSoundのマイクについてですが、購入したものの実際には使っていないのが現状です。
いつもソロツーですしSiriを使う習慣もないので、使わずじまいになり外してしまいました。
マイク取付は内装部分を少しいじる必要があります。
PineValleyの動画がわかりやすかったので参考にされてください。
マイクを使うようになったらまたレビューをまとめたいと思います!
addSoundは買ってよかったバイクアイテムの一つ!これからも愛用していきます。