私は駐輪場がないマンション住まいで、大家さんのご好意で建物の端に停めさせてもらっています。
屋根はなく完全屋外です。
屋外駐車だと盗難や損傷が心配なため、ベスパ プリマベーラ125に使えるバイクカバーを探し、現在は2つのカバーをかけています。
今回の記事ではそのバイクカバーについてまとめます。
アウターカバー
盗難と損傷対策
バイクが停まっているとわかると盗難される確率が高くなりますが、カバーで目立たなくすることで少しでもその可能性を減らすことができます。
またカバーによって太陽光や風雨のダメージを減らすこともできます。
盗難抑止と損傷対策のため、バイク購入後すぐにカバーを探しました。
デイトナ バイクカバー Lサイズ
現在使っているのは、デイトナというメーカーが出しているブラックカバーWR Liteです。
サイズはLサイズで、トップケース用のモデル。
私が住む地域は台風がよく来ることと湿気が多いことから、高い耐水性があり湿気対策もされているこのバイクカバーを選びました。
私が乗っているバイクはベスパのプリマベーラ125です。
最初はMサイズカバーを買ったのですが、裾が少し足りず後輪の鍵をチェーンホールに通すことができなかったので、Lサイズを買い直しました。
Lサイズだと前後のチェーンホールを通して鍵をかけることができ、裾にも余裕があります。
使用感
大雨や強風8mくらいの日でも問題なく使用できています。
雨がバイクまで染みていることは今のところありません。
さすがに台風のときは屋内に停められるところに置こうと思っていますが、台風以外の日はこのカバーで対応できるとわかり安心して使用しています。
ちなみに、カバーに付属していた耐熱パットは使用していません。
カバー自体は耐熱ではないため万が一のことを考えて付けないことにしました。
バイクを停めてから1~2時間くらい放置し、熱が冷めてからカバーをかけるようにしています。
メンテナンス
カバーの付けっぱなしはダメと説明書に書いてあったため、雨上がりの日はカバーを外して干すようにしています。
バイクカバーを長期間掛けたまま放置すると車体とバイクカバーの間に湿気やホコリ、熱等がこもり、車両の錆や水垢等の劣化の原因になったり、直射日光があたる環境等の高温下では熱によって車両の塗装にダメージを与える可能性があります。
デイトナ バイクカバーの上手な使い方説明書
干しているときにカバー下部の泥を軽く拭いていますが、水拭きで簡単に汚れが落ちるので2ヶ月経った今でもきれいな状態を保てています。
インナーカバー
アウターカバーからの傷つき防止
アウターカバーを掛け始めて知ったのですが、カバーがこすれることでバイクに傷が付いてしまうらしいのです。
この事実を知ってからはカバーを掛けるたびにヒヤヒヤし、風が吹くたびに心配になって生きた心地がしませんでした。
こすれ対策をなんとかすべく調べたところ、インナーカバーを掛けることで防げるとわかりました。
ドッペルギャンガー ストレッチバイクカバー2
そこで選んだのがドッペルギャンガーのストレッチバイクカバー2です。
起毛している裏地でバイクを包み込み、アウターカバーからの傷を防ぐことができます。
使用感
サイズは、プリマベーラ125でほぼピッタリ。
タイヤ半分まですっぽりと覆い、エンジン周りもカバーすることができています。
メンテナンス
晴天時はアウターカバーと一緒に干すようにしています。
また、使い続けていると汚れが付着するためたまに洗濯していますが、メーカーに問い合わせたところ洗濯対応はしていないとのことです。
当製品は洗濯に対応しておらず、色落ちや変質等のリスクが有るため推奨しておりません。
ビーズ製品サポート窓口
お手入れの際は水分を含んだぞうきん等をご使用ください。アルコール、ベンジン、シンナーは非推奨となります。
湿り気や汚れがどうしても気になるので自己責任で洗っていますが、今のところ問題はなさそう。
このインナーカバーのおかげでアウターカバーを気軽に掛けられるようになったのと、傷を気にせず過ごせるようになったので、精神的にかなり楽になりました。
先日念願のキャリアバッグを取り付けました。
しかしバッグを付けた状態だとインナーカバーのサイズが足りず、バイクを覆うことができなくなってしまいました。
結局バッグを外して掛けるようにしています。
アウターカバーはボックス対応のものを購入したのですが、結局バッグを都度外すことになったので意味がなくなってしまいました…。
取り外しができないボックスタイプの場合はこのインナーカバーだとサイズが合わないので、ご注意いただければと思います。
カバーは消耗品
せっかく見つけたカバーですが、ずっと屋外で使用しているため劣化も早いでしょう。
使い始めて2ヶ月経った今は問題ありませんが、今後どれくらい持つのかは未知なところ。
あまり期待せず消耗品として割り切っていこうと思っています。
ベスパ公式カバーじゃなくても大丈夫
ベスパでは公式のカバーが販売されています。
デザインもかわいいのですが、1万円以上と値段が衝撃的。
私のような屋外駐車の場合は消耗品になるためこの値段だと買い直しがつらいです。
そのため他メーカーで探して使ってみましたが無事に使えることがわかりました。
また、公式カバーとは異なりベスパというロゴがカバーには入っていないため、盗難対策にも一役買っていると思っています。
屋外駐車でもバイクを大切に
バイクにとって一番良い環境は、ガレージにしまうことでしょう。
ですが環境により叶わないことも多いと思います。
屋外でもできるだけバイクに負荷がかからないよう、カバーをかけて大切にしてあげたいですね。
正直なところ、バイクに乗るたびに作業するのは面倒だなと思うこともありますが、慣れれば5分くらいの作業。
バイクを長く大切に愛用するためにもこれからもカバーにお世話になろうと思います。
どれくらいの期間使えたのかは、またまとめていきますね。