こんにちは、ミチ(@michi_sotoasobi)です。
薪ストーブを使ったキャンプには、特別な魅力がありますよね。
薪がパチパチと燃える音、火のゆらめきに包まれる時間は、寒さをしのぐだけではなく、心を癒してくれる贅沢なひとときだと思います。
私もキャンプツーリングで薪ストーブを使ってみたいと思ったのですが、初めての薪ストーブ選びは想像以上に難しく、「初心者にはどれが良いの?」「バイクでも運べる?」と悩みました。
いろいろと調べた末、自分に合った一台を見つけることができました。
この記事では、薪ストーブを選ぶ際のポイントや、私が検討した候補、そして最終的に選んだモデルについて詳しく紹介します。
キャンプツーリングで薪ストーブを使ってみたい方、軽量な薪ストーブを探している方へ、参考になればうれしいです。
ブログ管理人【ミチ】
心配性だけど冒険好きな30代のミチです。
2022年に小型AT、2024年に大型二輪免許を取得し、バイクや登山に挑戦中。
慎重派の私だからこそ見つけた「安心して楽しむ」アウトドアのコツを発信しています。
- バイク歴・キャンプ歴4年
- ゼロから一人でアウトドアをスタート
- 現在は大型バイクで全国を駆け回る
キャンプツーリング用薪ストーブの条件
キャンプツーリングで使う薪ストーブには、いくつかの条件を満たすことが必要でした。
バイクで持ち運ぶことを前提にするため、軽量でコンパクトであることが重要です。また、使いやすさや安全性も見逃せません。
以下に、私が重視したポイントを紹介します。
- 軽量で持ち運びしやすい
- 二次燃焼
- 使用しやすい奥行き
- 安全な煙突の長さ
軽量で持ち運びしやすい
薪ストーブは持ち運びが前提なので、重さはとても重要です。私が基準にしたのは、煙突や付属品をすべて含めて5kg程度であること。
これならバイクでもギリギリ積載できる重量だと考えました。
二次燃焼
燃焼効率の良さも重要です。私は二次燃焼機能が付いた薪ストーブが良いと考えました。
この機能は煙や灰を減らし、燃焼を効率化してくれるので、初心者でも扱いやすいのが魅力です。
使用しやすい奥行き
使いやすさを考えると、本体の奥行は35~40cm程度は欲しいところ。
なるべく薪を切らずにそのまま投入したいので、できる限り奥行が長いものを選ぶことにしました。
安全な煙突の長さ
煙突の長さは確認が必須です。
テントの高さより50~100cm長いものを選ぶことで安全性を確保できると考えました。
初心者でも安心して使うため、これらのポイントを基準に探してみました!
私が検討した薪ストーブ4選
次に検討した4つの薪ストーブと最終的に選んだモデルを紹介します。
①TOMOUNT チタン薪ストーブ
良い点
- 軽量性:〇 5kg
- 二次燃焼:◯
- 奥行:◯ 38.5㎝
- 煙突の長さ:◯ 煙突3m対応
懸念点
- 収納サイズの記載なし
- 価格が約5万円弱
総評
収納サイズの詳細がなく不安が残りましたが、二次燃焼機能など欲しい機能はほぼ揃っています。価格が5万円弱と高価なのが気になるところです。
TOMOUNTでは、「二次燃焼付きで煙突が3m」のモデル、「二次燃焼なしで煙突2m」のモデルと二種類あります。購入時はご注意を!
②D&R HS6 ステンレス304製薪ストーブ
良い点
- 二次燃焼:◯
- 奥行:◯ 約38cm
- 煙突の長さ:◎ 煙突の長さを選べる
懸念点
- 軽量性:△ 約5.5kgとやや重い
総評
重量が重く収納サイズが大きい(43×32×8cm)と難点がありますが、価格が2万円台とリーズナブル。別売りオプションも豊富で、初心者に優しいモデルだと感じました。
煙突の長さを2m、2.5m、3mから選べる点が高ポイントでした!
③POMOLY Ti (限定) チタンストーブ
良い点
- 軽量性:◎ 3.2kgとチタンで軽量
- 奥行:◯ 39cm
- 煙突の長さ: ◯ 煙突3m対応
懸念点
- 二次燃焼:✕
総評
POMOLYは薪ストーブで人気のブランドです。高価なものが多いなか、Amazonで買える安価なモデルがこちら。
スペック表記が少なかったり二次燃焼がなかったりとやや懸念点もありますが、人気ブランドを5万円弱で試せるのは魅力です。
POMOLYはキャンプツーリングで使っている人が多い印象があります。でも、公式サイトで販売されている人気モデルは8万円以上と高価でした…。
④OneTigris WHALE SONG チタン製薪ストーブ
良い点
- 軽量性:◎ 3.7kg
- 奥行:◯ 38.2cm
- 煙突の長さ:◯ 煙突3m対応
懸念点
- 二次燃焼:✕
総評
軽量チタンなモデルをPOMOLYより安く試せるモデル。価格はAmazonで4万円弱。二次燃焼がないのが惜しいポイントでした。
二次燃焼機能が付いていれば即決でした!
最終的に選んだ薪ストーブ:D&R HS6
この4つのなかで私が選んだ薪ストーブは、「D&R HS6 ステンレス304製薪ストーブ」です。
決め手はこちらです:
- 二次燃焼があるモデルを優先
二次燃焼があれば煙や灰が少なく、初心者でも扱いやすいと考え、これを選ぶ基準にしました。そのため、二次燃焼のないPOMOLYやOneTigrisは候補から外しました。 - 価格と使い勝手のバランス
チタンで二次燃焼付のTOMOUNTは魅力的でしたが、初めての薪ストーブであることから、継続して使うかわからない段階で5万円弱を出すのは躊躇しました。そのため、2万円台で購入できるD&R HS6に決定しました。 - 重量の許容範囲
TOMOUNTとの差は約500g。ツーリングでは軽量性も重要ですが、この程度の差なら許容範囲内と判断しました。
高機能なモデルは魅力的ですが、初めてなので手頃な価格のモデルから試してみることにしました!
選ぶ際のポイントと購入時の注意点
薪ストーブを選ぶ際、機能や価格以外にもいくつか注意しておきたいポイントがあることに気が付きました。
ここでは、私が検討時や購入時に気づいた点を追加でまとめます。
①歪み補正について
折りたたみ式の薪ストーブで課題となるのが「歪み」です。使用を重ねるうちに本体が歪んでしまうことが多く、軽量モデルでは避けられない問題です。
歪みをなるべく避けたい方は補強がしっかりしているものや強い材質のものを選ぶのが良いと思います。
歪み対策がしっかりしているほど価格も高くなる印象です。自分が何を優先するかで選ぶといいですね。
②人気メーカー「Soomloom」の薪ストーブについて
軽量でコンパクト、しかも格安という魅力を持つSoomloomの薪ストーブ。
私の場合は煙突の長さが条件に合わず、残念ながら選択肢から外れました。パップテントなど低めのテントを使う場合には、Soomloomの製品も候補に入れる価値があると思います。
ただし、スペック表記に誤りがあることもあるので、購入前にはしっかり数値を確認することをおすすめします。
公式サイトに問い合わせたところすぐに回答をもらえました。表記が不安なときは、問い合わせて確認するのがおすすめです。
③配送にかかる日数に注意
薪ストーブは中国から発送される製品が多く、到着までに時間がかかります。
今回購入したD&Rの薪ストーブはすぐに発送されたものの、手元に届くまでに1週間かかりました。また、到着時にはガラスが割れているトラブルも発生。交換対応はスムーズでしたが、こういったリスクを考えると、キャンプの日程が決まっている場合は早めに注文しておくのが安心です。
こういったトラブルもあるので、商品が到着したら早めに中身を確認した方がいいですね。
自分に合う薪ストーブを見つけるために
キャンプツーリングで使える軽量コンパクトな薪ストーブは、現在さまざまな種類が販売されています。
選ぶ際は、まず「どんな機能が欲しいのか」を明確にすることで、候補をスムーズに絞り込めると実感しました。また、価格帯も幅広いので、どの機能を優先するかも考えることもポイントだと思います。
薪ストーブは危険なアイテムでもあります。安全に使うためには、事前の準備と下調べが欠かせません。
使用するテントに合った煙突の長さを選ぶことや、安心して使える機能を確認するなど、慎重にじっくりと選んでいきましょう。
私はYouTubeの動画やネット記事などをたくさん見て自分に必要な機能を考えていきました!
正直なところ、選ぶのは思った以上に大変でした。情報の記載がなかったり、届いたときにガラスが割れていたりと、何度も心が折れそうになりましたが、なんとか手に入れることができて達成感でいっぱいです。
これから少しずつ使いこなして、薪ストーブキャンプを思いっきり楽しみたいと思います。
この記事を参考にして、自分にピッタリの薪ストーブを見つけてもらえるとうれしいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
薪ストーブで冬キャンプを楽しみましょう。