こんにちは、ミチ(@michi_sotoasobi)です。
冬のキャンプツーリングには、寒い季節ならではの魅力がありますよね。
澄んだ空気の中を走るバイクの爽快感や、遠くまで見通せるクリアな景色は、冬ならではの楽しみです。
私はそんな冬のキャンプが大好きなのですが、正直なところ、焚火やヒーターだけでは寒さを凌ぎきれない夜もありました。
そんなとき、薪ストーブをテントに設置して楽しむキャンプ動画を発見。外の寒さを忘れるような暖かいテントの中でのんびり過ごす光景に惹かれ、「自分もやってみたい!」と強く思うようになりました。
ただし、バイクでも積載可能な軽量でコンパクトな薪ストーブ用テントを見つけるのは簡単ではありませんでした。それでも、冬のキャンプをもっと快適に、そして特別なものにしたいという思いで探し始めました。
この記事では、私が探した薪ストーブ用テントの候補や購入したテントを紹介していきます。薪ストーブキャンプに挑戦してみたい人や、冬のキャンプツーリングを楽しみたい人の参考になればうれしいです!
ブログ管理人【ミチ】
心配性だけど冒険好きな30代のミチです。
2022年に小型AT、2024年に大型二輪免許を取得し、バイクや登山に挑戦中。
慎重派の私だからこそ見つけた「安心して楽しむ」アウトドアのコツを発信しています。
- バイク歴・キャンプ歴4年
- ゼロから一人でアウトドアをスタート
- 現在は大型バイクで全国を駆け回る
キャンプツーリング向け!薪ストーブ用テントの条件
さっそくキャンプツーリングで使える薪ストーブ用テントを選んでいきます。
安全に薪ストーブを楽しむため、そしてバイクならではの積載制限をクリアするため、条件を整理しました。
- 軽くて収納しやすい
- 設営がしやすい
- 安全性と耐寒性がある
1.軽さと収納性:ツーリングバッグに収まるサイズが鍵
まずは、バイクの限られた積載スペースに収まるかが重要です。
私が設定した基準は、重量6kg以下、収納サイズは幅60cm以下。この基準は、キャンプツーリング用の大きめテントを参考にしました。
実際にこのサイズのテントを使用しているソロライダーがいたので大丈夫だと判断しました。
2.設営のしやすさ:薪ストーブ組み立てとの両立を考慮
薪ストーブを使うとなると設営と準備の手間が増えます。そのため、設営がシンプルで手間のかからないテントが理想的だと考えました。
私が注目したのはワンポールテント。ペグを打つ手間はありますが、一人でも簡単に設営でき、夫婦であれば一人がテント設営、もう一人が薪ストーブを組み立てるといった分担が可能です。
また、構造がシンプルなので撤収もスムーズで、後片付けの負担も少ないのが魅力です。
ワンポールテントは設営が簡単で、見た目も可愛くてテンションが上がります!
3.安全性と耐寒性:冬キャンプの快適さと安心感
薪ストーブを使用する冬キャンプでは、安全性と寒さ対策が欠かせません。特に以下の条件を重視しました。
- 煙突穴付きテント:
薪ストーブ初心者なので、自作の煙突穴は避け、専用穴があるもの。 - 難燃性の生地:
理想はポリコットン素材だが、重量を考慮し、難燃性の生地でもOKとした。 - スカート付きのデザイン:
テントの裾にスカートがあると冷気を遮断できる。 - 広さの確保:
薪ストーブを設置しても、2人でくつろげるスペースがあること。まずは夫婦で挑戦し、慣れたらソロでも使える大きさのもの。
こうして条件を整理することで、快適に安全に楽しむためのテントが絞れていきました。。
次は、実際に検討したテント候補をご紹介します!
- 軽くて収納しやすい
- 設営がしやすい
- 安全性と耐寒性がある
薪ストーブ用テント候補4選
薪ストーブ用テントを選ぶ際に検討した4つのテントを紹介します。
1.BUNDOK ソロティピー1 TC:軽量でコンパクトなソロ向けモデル
良い点
- 軽量&コンパクト:
収納サイズ幅44cm、重量4.8kgとツーリングでも持ち運びがしやすい。 - ポリエステルとコットンの混紡生地:
保温性があり、冬キャンプでも快適に過ごせる。
懸念点
- 煙突穴がない:
薪ストーブを使うには煙突穴を自作する必要があり、初心者にはハードルが高い。 - ソロ向けサイズ:
2人で使うには少し狭く、前室を拡張するには工夫が必要。
総評
ソロ用としてコスパ抜群で、薪ストーブキャンプに慣れてきたら挑戦したい一幕。価格も手ごろで試しやすいのが魅力です。
2.テンマクデザイン パンダ TCプラス:信頼のブランドと高い耐寒性
良い点
- ポリコットン生地:
冬の寒さに強く、快適に過ごせる。 - ブランドの安心感:
テンマクデザインの人気モデルで信頼性が高い。
懸念点
- 煙突穴がない:
薪ストーブを使うには加工が必要。 - 薪ストーブを入れると狭い:
ソロでの使用がメインになりそう。
総評
ソロキャンプには最適なサイズ感。バンドックよりも広めで、重量に余裕があれば検討したいモデルです(6.28kg)。
3.OneTigris SOLO HOMESTEAD:おしゃれなパップ風テント
良い点
- 煙突穴付き:
薪ストーブを使う準備が簡単。 - ポリコットン生地:
保温性が高く、季節を問わず快適。 - スタイリッシュなデザイン:
パップ風の外観がキャンプの雰囲気を盛り上げてくれる。ワンポールではないが設営は簡単そう。
懸念点
- 重量が重い:
8.3kgとツーリングにはやや不向き。 - 2人使用では狭い:
薪ストーブを入れるとスペースに余裕がなくなる。
総評
見た目の魅力と機能性が高く、薪ストーブを使わない季節にも使いたくなるテント。タープ不要な分ツーリングキャンプにも検討の価値あり。
4.OneTigris GASTROPOD:デュオキャンプ対応の広めモデル
良い点
- 広々としたスペース:
薪ストーブを置いても2人が快適に過ごせる。 - ワンポール、煙突穴付き、スカート付き:
薪ストーブキャンプに必要な条件をほぼ満たす。
懸念点
- 設営と収納が大変そう:
大きめサイズなので取り扱いにコツが必要。 - 難燃生地ではない:
穴あきのリスクを覚悟して使う必要がある。
総評
デュオキャンプ用として理想的な広さと機能を持つ一幕。一人で使うにはやや大きすぎるため、夫婦や友人と行くキャンプ向けの選択肢。
どのテントにも魅力がありましたが、用途や使い方によって一長一短です。
特に頭を悩ませたのは重量と展開時のサイズ。薪ストーブ用テントで2人用となるとなかなか条件に合うものがないのが実情でした。
ソロなら「BUNDOK ソロ ティピー1TC」や「パンダTCプラス」、薪ストーブを入れない2人用なら「OneTigris SOLO HOMESTEAD」。そして大きすぎる感がある「OneTigris GASTROPOD」…と悩みは尽きません。
結局私はどれを購入したのか、次に紹介していきます。
選んだのはこれ!ツーリング目線で決めた薪ストーブ用テント
私が選んだのは、「Naturehike ワンポールテント キャンプファイヤー」です。このテントを決めた理由をご紹介します。
選んだ理由:軽量で機能が充実
このテントは重量4.8kgと軽量で、バイクへの積載は問題なし。
さらに、素材は難燃性ポリエステルを採用していて、安心して薪ストーブを使用できる点もポイントでした。
そして、私が欲しいと思っていた機能が揃っています。
- 煙突穴付き
- スカート付き
- ワンポール構造
懸念点もクリア
2人で薪ストーブを使うにはやや狭いかも…と心配していましたが、実際にこのテントで薪ストーブデュオキャンプをしている方がいたので、「これなら大丈夫」と安心できました。
しかも、価格が2万円台と手頃なので、試しに使ってみるにはちょうどいい選択でした。たとえ薪ストーブが合わなくても、インナーテントが付属しているので通常のキャンプ用テントとして使えるのもうれしいポイントです。
実物を確認して感じたこと
自宅で確認してみると、ガイロープやファスナーなどの作りが意外としっかりしていて驚きました。
現在使用している山岳用テントと比べると収納サイズは大きめですが、バイクには十分積載可能だと感じています。シートバッグに入れると他の荷物が入りづらいので、バッグの上や脇に収める形になりそうです。
まずはデイキャンプでお試し
いきなり冬キャンプで使用するのは不安もあるので、まずはデイキャンプで試してみる予定です。このテントでどんなキャンプツーリングが楽しめるのか、今からワクワクしています。
薪ストーブで暖かな冬キャンプ!
薪ストーブ用テント探しは、条件を満たすものがなかなか見つからず、思った以上に難航しました。
でも最終的に選んだ「Naturehike ワンポールテント」は、TC素材ではなく、サイズも少し小さめですが、薪ストーブ以外のキャンプにも使える汎用性や価格の手頃さなど、トータルでバランスの取れた一品に出会えたと思っています。
特に2人用テントを探すのは難しかったですが、ソロキャンプならもっと選択肢が広がると思います。これから薪ストーブキャンプに挑戦する方には、ぜひ自分に合ったテント探しを楽しんでほしいです。
ソロキャンなら上の2つがいいかなと思っています。
冬のキャンプツーリングは、寒さを克服するのも魅力のひとつです。
私は極度の寒がりですが、寒さを乗り越えるアイテムとして薪ストーブを選びました。ぜひ冬キャンプの楽しみ方のひとつとして、いろんな寒さ対策グッズを試してみてください。
FUTUREFOXのヒーターも暖かくて重宝しています!
バイクでのキャンプは、積載制限がある分、やりたいことを叶えるのが一筋縄ではいきません。でも、ハードルを乗り越えたときの達成感ややりがいは格別です。
これから訪れる冬キャンプに向けて、皆さんと一緒に準備を進められたらうれしいです。
薪ストーブ用テントで叶える暖かな冬キャンプ、ぜひ挑戦してみてください!
実際の使用感など、またレビューしていきますね!